
ライブ絵本作家の祐彩(ゆうせい)です。
絵本『コロネのおしりはどっち?』の繁体字版『螺旋麵包的屁股是哪一邊?』が、台湾の「115年度國民中小學新生閱讀推廣計畫(2026年度 国民中小学校新入生読書推進事業)」の選定図書に選ばれました。
この事業は、台湾の教育部・国民及学前教育署が主催する、子どもたちの読書を推進する取り組みです。
公式サイトには、小学校部門の選定図書として『螺旋麵包的屁股是哪一邊?』が掲載されています。
「螺旋麵包」が「コロネ」で、「屁股」が「おしり」という意味なのかな?
昨年、台湾で出版していただけたときも、もちろん嬉しかったのですが、実際に学校や教育機関を通して、多くの子どもたちのもとへ本が届いていくことは、想像するだけでまた違った嬉しさがあります。

出展:https://bookstart2026.book24.com.tw/Public/Product_P_D.aspx?id=19&type=1
『コロネのおしりはどっち?』は、「ぼくのおしりは、どっちなんだろう?」という、コロネパンの疑問から始まる絵本です。
大きいほうがおしりだよ、という友だちもいれば、小さいほうがおしりでしょ!という友だちもいて、コロネは周りの意見を聞けば聞くほど、自分がわからなくなる。
そして最後は、あんなことになってしまうわけですが……。
日本で生まれたこの物語を、今度は台湾の新入生の子どもたちが読んでくれる。違う国では、コロネのどっちを「おしり」と思う子が多いのか、聞いてみたいです。
ちなみにイベントやライブ絵本公演でよく質問しているのですが、いつもおもしろいくらい50:50くらいに分かれるんです。
『コロネのおしりはどっち?』は、ライブ絵本上演では一番盛り上がる作品で、音楽と俳優のコール&レスポンスで、会場の子どもたちは「おっきいほう!」「ちいさいほう!」と身を乗り出して一生懸命叫んでくれます。

一冊の絵本を描いているとき、その作品がどこまで届くか分かりません。
頭の中でふと思いついたアイデアと、机の上でひとりで描いていた物語。
それがいつか出版され、日本の子どもたちに読んでもらい、さらに言葉を変えて海を越え、台湾の子どもたちへ届いていく。
自分が直接会うことのない子どもたちのところまで、絵本だけが先に旅をしていくようです。
いつかライブ絵本ルーミーパークとして台湾公演をして、直接台湾の子どもたちと「どっちがおしり?」のコミュニケーションもしなくては^^
多くの台湾の子どもたちにも、『コロネのおしりはどっち?』を楽しんでもらえますように。
