
絵本作家の祐彩(ゆうせい)です。
昨年のライブ絵本公演から上演を始めた新作絵本「ハレとアメのきらきらあつめっこ」
観覧した方たちからとても好評で、「絵本はどこで買えるの?」「書籍にはならないの?」などの質問やご要望をいただいておりました。
そこで今年1月から書籍化のご支援者を集めるべく、クラウドファンディングでプロジェクトを開始。
ただこのプロジェクトの目的は、販売ではなく、ライブ絵本ルーミーパークに来れない子どもたちに贈るというものにしました。
ライブ絵本公演に参加してくれた子どもたちが、楽しんでくれたおはなしを、児童養護施設の子どもたちにも届けてたいと思ったからです。
ライブ絵本上演で子どもたちのきらきらした笑顔を見て、私、祐彩(ゆうせい)が児童養護施設で出会った子どもたちの顔がチラつくことがありました。
この絵本「ハレとアメのきらきらあつめっこ」は、誰の心にもあるあたたかい光にそっと触れるようなおはなしです。
こういった理由から、賛同いただける方からのご支援で書籍化して、全国児童養護施設660箇所などに配布するプロジェクトを立ち上げました。
と、ここまのでストーリーは順調だったのですが、クラウドファンディングでは、書籍化できる金額に達することができず無念な結果に…。
そんな状況を知った知人が、必要な支援者を集めてくれたおかげで、あっというまに書籍化が叶うことになりました。
今回の経験を通して私、祐彩(ゆうせい)自身、たくさんの方からあたたかいご支援をいただき、心がポッとあたたかくなりました。否、熱々になりました♪
この絵本「ハレとアメのきらきらあつめっこ」は、ライブ絵本用アニメーションしかなかったため、絵本用に作り直した書籍版の物語です。
絵本のみのページを追加したりと、こだわりの強い祐彩さんは、アシスタントと丸々6ヶ月もかけて作り直したそうです。

サンプルが届いてからも、隅々まで修正して整えてようやく来月6月29日(日)のギャラクシティ西新井文化ホールでのライブ絵本公演で、初お披露目できそうです。
ご支援いただいた方たちには順次、お贈りさせていただきます。
予定部数より少し多めに刷れることになったこの絵本は、イベント時などに寄付販売をさせていただき、より多くの子どもたちに上演するためのライブ絵本活動資金等に使わせていただくことを、ご支援者さまたちにお伝えさせていただきました。
まさか1年前、ハレとアメが書籍になるとは考えてもいませんでした。
たくさんのご支援を本当にありがとうございました。
これからもライブ絵本ルーミーパークの公演と絵本を通して、ひとりでも多くの子どもたちに、きらきら体験を届けていきますので、引き続き応援のほど、よろしくお願いいたします。