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保育の現場で使いたい絵本の読み聞かせ 〜笑いながら考える力を育てるおすすめ絵本〜

おすすめ絵本『コロネのおしりはどっち?』は絵本作家の祐彩(ゆうせい)の絵本

子どもたちの想像力があふれ出す絵本の読み聞かせ時間

保育園や幼稚園での絵本の読み聞かせタイム。

子どもたちの集中力を引き出す絵本を選ぶのは、意外とむずかしいですよね。

でも、祐彩(ゆうせい)作の絵本『コロネのおしりはどっち?』を読みはじめた瞬間から、空気が変わり始めます。

コロネのおしりってどっちだと思う?

先生がそう読むだけで、「こっち〜!」「ちがう、こっちだよ〜」と声が飛び交い、教室が笑い声でいっぱいになるんです。

この絵本『コロネのおしりはどっち?』の魅力は、ただ笑えるだけじゃないところ。
子どもたち一人ひとりが「自分はどう思うか」を考え、自然に発言したくなる仕掛けがあるんです。

「正解がない問い」だから、子どもたちが輝く

絵本『コロネのおしりはどっち?』には、はっきりとした正解がありません。
お大きい方か、小さい方か──どちらも「なるほど」と思える理由があります。

この「正解がない」という構造が、保育の現場ではとても大切になります。

普段の生活では「正しい・間違い」で判断されがちな子どもたち。でも、この絵本では「自分で考えたこと」が大切にされる。

先生が「いいね!おもしろいね!」と受け止めることで、子どもたちは安心して自分の意見を言えるようになります。

そんな対話の時間が、思考力や表現力、そして「人の話を聞く力」を自然に育ててくれるんです。

おすすめ絵本『コロネのおしりはどっち?』は絵本作家の祐彩(ゆうせい)の絵本

読み聞かせのポイントは「一緒に悩む」こと

この絵本を保育の現場で読むときは、先生が答えを持たない姿勢で読み進めるのがおすすめです。

「どっちがおしりだと思う?」
「なんでそう思ったの?」

子どもたちの発言を拾いながら、先生自身も一緒に悩むように進めると、絵本の読み聞かせ時間が「対話の時間」に変わります。

その場の空気を共有しながら考えることで、子どもたちは「聞く→考える→話す→感じる」という流れを楽しみながら学ぶことができるんです。

絵本活用アイデア!制作あそびにも広がる世界

この絵本を読み終わったあと、「みんなのコロネを作ってみよう!」と工作やお絵かきに発展させるのもおすすめです。

画用紙をくるくる巻いてコロネを作ったり、オリジナルの形をしたコロネをカラフルに描いて「自分のコロネはこっちがおしり!」と発表する子どもたちの姿はとても誇らしげ。

絵本読み聞かせから自己表現へつながる活動は、子どもたちに「自分の考えをカタチにする喜び」を体験させてくれます。

作者である祐彩(ゆうせい)もこの絵本『コロネのおしりはどっち?』を持って、幼稚園・保育園・児童擁護施設などで絵本ワークショップをやっているのですが、ここで子どもたちがとても盛り上がったあそびをお伝えしますね。

ある保育園で絵本の読み聞かせをした後、園児それぞれがオリジナルのコロネを描きました。それだけで素晴らしかったのですが、最後に段ボールで作ったオーブンに園児たちのコロネを入れたら、本物のコロネパンが出てきて、歓喜の声が響いたんです。

詳しくは下記に当時の様子が書かれています。

笑って、考えて、つながる絵本

絵本『コロネのおしりはどっち?』は、笑いながら考える時間を作ってくれる、まさに保育現場にぴったりのおすすめ絵本です。

一冊の絵本から、子どもたちは「自分の意見を言う勇気」を、先生は「子どもの発想を受け止める楽しさ」を感じることができます。

ぜひ次回の絵本読み聞かせの時間に、この絵本を仲間にしてみてください。
きっと、いつもと少し違う、にぎやかであたたかい時間がはじまりますよ!

6,000人の親子に笑顔と感動を届けた、心にあかりが灯る体感型絵本ショー『ライブ絵本ルーミーパーク』でも絵本『コロネのおしりはどっち?』を上演中です。

絵本作家の祐彩(ゆうせい)のライブ絵本ルーミーパークはおすすめ絵本を絵本舞台ショーで上演
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