
絵本作家の祐彩(ゆうせい)です。
サンタの衣装に袖を通して、ゆっくりと街を歩く——。
ただそれだけで、遺児の子どもたちへクリスマスプレゼントが届けられるチャリティがあります。
とても静かで、とてもあたたかい取り組み。
そのプロジェクトのアートディレクションに、気がつけば10年近く関わらせていただいています。
一年に一度だけ訪れるこの季節。
街の空気も、人の表情も、心なしかやわらかくなる気がします。
毎回この活動に向き合うたび、誰かのために動くことって、こんなに優しい景色を生むんだな…。と感じます。
そして今年、ついに9回目。胸がじんわりと温まります。
個人的に地味に楽しみにしているのが、サンタウォーク限定の缶バッジ。
デザインを考える時間は、ちょっとした宝探しみたいで、
「今年はどんなキャラがいいかな?」「子どもたちが手にしたとき、どんな気持ちになってくれるかな?」と想像しながら、つくっています。
イベント当日には、5個、6個と胸いっぱいにバッジをつけて来てくれる子がいて、嬉しいです。
きっと彼ら彼女たちにとって、バッジはただの飾りではなくて、家族と参加した体験そのものが小さな思い出になっているのかもしれません。
もし、
「ちょっと面白そうだな」
「サンタになってみたいかも」
「誰かのために歩くって、どんな気持ちなんだろう」
そんなふうに感じてくれたら、ぜひ覗いてみてください。
チャリティサンタウォークの
参加申込はこちらから
https://adachisantawalk.jimdofree.com/
あなたの一歩が、子どもたちに小さな光を届けるかもしれません。