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子どもが「自分で選ぶ」絵本で育つ自信

おすすめ絵本『コロネのおしりはどっち?』は絵本作家の祐彩(ゆうせい)の絵本

絵本作家の祐彩(ゆうせい)です。

子どもが「これがいい!」と何かを選ぶ瞬間は、とても小さな出来事のようで、実はその中に「自分らしさ」がぎゅっと詰まっていると思うんです。

その選択がたとえ服の色でも、アイスの味でも、あるいは「どっちから食べよう?」ということでも。

その一つひとつが、子どもたちが自分で考えて決めるための、小さな練習になっている気がしています。

絵本は選ぶ体験をそっと見守る場所

絵本の読み聞かせをしていると、物語の中で主人公が迷ったり、悩んだりする場面に、子どもたちが自然と反応します。

「こっちがいいと思う!」「でもあっちも気になる!」そんな声があがるたびに、子どもたちの中で自分なりの答えが動き出しているのです。

おすすめ絵本の中には、そんな「選ぶ」をテーマにしたものがたくさんあります。
そのひとつが、私、祐彩(ゆうせい)の絵本『コロネのおしりはどっち?』。

コロネが「自分のおしりはどっち?」と悩むお話の中で、子どもたちは自然に「もし自分だったら…」と考え始めます。

「自分で選ぶ」は「間違っても大丈夫」という安心から

子どもにとって「自分で選ぶ」というのは、ときに勇気のいることです。

だからこそ、絵本の読み聞かせを通して「どっちを選んでもいいよ」「あなたの考えを聞かせて」
そんな言葉がけがあるだけで、その時間は子どもにとって安心の場所になります。

その安心が、やがて「自分で決めてみよう」という、小さな自信に変わっていくのかもしれません。

答えを伝えない余白のある絵本の力

絵本『コロネのおしりはどっち?』は、読む人が「自分の感じたまま」をそのまま受けとめられるように描きました。

このお話の中に「こうすべき」という答えは出てきません。

けれど読み終えたあと、ママやパパが「あなたはどう思う?」と声をかけると、子どもたちはふっと考えこみ、自分の言葉で話し出す。

その姿こそ、考える力や意思の芽が育っている瞬間なのかもしれません。

絵本がつなぐ親子の対話

絵本の読み聞かせは、子どもに物語を届けるだけの時間ではないと考えています。

「どう思った?」「おもしろかった?」そんな小さなやりとりが、親子の心をそっと近づけてくれる。

子どもが何を感じたのか、どうしてそう思ったのかを、ただ聞いてみる。でもこれがただ事ではないと思うのです。

絵本を通して生まれる対話の中で、子どもたちは少しずつ自分の考えや感覚を、言葉にする力を育てていきます。

子どもが「自分で選ぶ」絵本で育つ自信

なんだか堅苦しいタイトルで書き始めてしまいましたが、子どもでも大人でも「自分で選ぶ」ことは、誰かに認めてもらうためではなく、自分の心に耳をすますことだと僕は思うのです。

その感覚を、絵本の時間がそっと手伝ってくれたり、ときに思い出させてくれる気がします。

今日の読み聞かせで、もしお子さんが少しでも自分の考えや感覚を話してくれたら、それはきっと、小さな自信の芽が顔を出したこと…。だと思うのです。

絵本作家の祐彩(ゆうせい)のライブ絵本ルーミーパークはおすすめ絵本を絵本舞台ショーで上演

心にあかりが灯る体感型絵本ショー『ライブ絵本ルーミーパーク』でも、絵本『コロネのおしりはどっち?』を上演中です。

ぜひ遊びに来てくださいね。

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